ハワイレポート1

アラモアナSC

 アメリカのショッピングセンターは巨大なのはみなさん良く知っていると思うが、ハワイで一番でかいショッピングセンターがアラモアナSCです。つい先日まで、日本のダイエーが持っていたのだが、手放したので知っている人も多いと思います。2年前に行った時には増築、改築をやっていたのでどれくらい変わったのかと思ったら、2階建てが4階建てになり別の建物と通路でリンクして、さらに巨大化していた。ハワイの日本人観光客狙いは異常で、このSCもすべての箇所に日本語表記をしていた。客はもう7割以上が日本人。相変わらずブランドショップは日本人だらけで、プラダは時間制で客を入れ替えていた、、、ちらっと覗いたら客は全て日本人。あんなものの何がいいんだろう。
1階には、ぬあんとカレーの「ココ壱番屋」ができていた。
 日本人が一斉にハワイへ行くのを止めたら、一瞬にしてハワイの経済は潰れるに違いない。
 たぶん将来、アメリカと日本の国境がなくなるとしたら、現在のハワイが一番近いイメージになるだろう。
 また、日本人が最近よく出向くのにカハラモールもある。ここにある天然ジュースの店はおすすめ。グアバ、パイナップル、パパイヤなどの100%ジュースを目の前で作ってくれる。ブースターというチョイスがあって、ビタミンcやらプロテインやらを加えることができる。ジュースというより健康食品思考の高い店。
 パールリッジSCがパールシティー(ワイキキからバスで1時間)にあるが、ここは駐車場にシャトルバスが走っており、センター内に移動用の電車(関空のシャトルが一番近いイメージ)が走っている。ここもでかい。
 ワイキキのショッピングセンターは、ロイヤルハワイアンSCだが、ここは小ぶり。ここには、新しくウクレレの専門店ができており入り口にお約束の「高木ブー」やら「香取慎吾」などの来店記念写真が誇らし気に飾ってあった。ということはやはりここも日本人狙い。とにかくハワイは日本のブームに非常に敏感になっている。
 ショッピングセンターの典型的な形は、いくつかの大手デパートをショッピングモールという形各階を結ぶ形式だが、肝心のショッピングセンターは客入りがガラガラ。置いてある商品もぱっとしない物ばかり。小さめのオリジナルのブランドショップは非常に元気。
 たぶんどこもそうだろうが、元気な店は、コンビニ、オリジナルのショップ、生活雑貨店、ドラッグショップ、、、、だろう。
 アラモアナに新しくできたレストランで、バーバガンプシュリンプという店ができていた。この名前に聞き覚えの人も多いと思うが、映画「フォレストガンプ」にでてきたガンプがオーナーの海老の会社を映画の世界から実現させたわけで、このハリウッド商法にはぶっ飛んだ。宣伝を開店前に全世界にしているのだから、、、店の中は一杯でハードロックのようにグッズショップを併設してここも物珍しさに売れていた。
バーバガンプシュリンプ
 ワイキキへ行く日本人はすべてアラモアナへ行くという図式ができており、バス停も集中して中心核のような位置付けになっている。一時は潰れるとか言われていたが、店は潰れても、オーナー企業が手放しても、一度作った建物などのハードは残るわけだから、単に株の持ち主が別の人に渡り、また違う店が入って存続して行くだけの話し、、、このシステムはすごい。日本もはやくこのシステムにしないと、流行らないアーケード商店街のようになってしまい、何回も作り直さなければならない。
日本の巨大ショッピングセンターは、どうも勘違いしている。アメリカのSCは、ショッピングモール自体が企業体でそこにデパートやらショップやらレストランなどがテナントで入っている。デパートも数社が最初から組み込まれている。売り上げが不振だとすぐにそのテナントは出て他のテナントが入り、新陳代謝を行う。ところが日本のパターンはデパート1社がこれと同じことをやろうとする。ダイエーが作るとダイエー系列ばかりをテナントで入れ、それに対抗してイオンやマイカルグループが同じことをする。同系列なのでつぶせないから売り上げが上がらなくともいつも同じ店があり、やがて改装すらしなくなり、ゴーストショッピングセンターになる。
だから結局同じようなデパートができるだけで集客力が低いでかい店を作ったことになり売り上げが上がらないとすぐ赤字経営となり危険な経営になる。
 いわゆる共存協栄の発想ではなく、1人勝ちのとったもん勝ち、やったもん勝ちのセコイ発想で、お客の立場に立っていない。
 まあ、日本も時間の問題で変わって行くだろうが、、、アラモアナSCに勝てるものが日本にできるのはいつだろう。

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