ハワイレポート2
ローカルの人々、ビーチ、カルチャー
ハワイはもちろんアメリカだが、日本人が多く移民しているため、日本人の顔をしたアメリカ人が多くいる。日系といっても3世とか4世の時代に移っているのでもう日本語を一切しゃべれない人も多い。
今回感心したのは、ボーダーレスを目の当たりに感じたこと。
昔アメリカへ行った時、ほー、、、こういう物が今流行ってるんだ。きっと日本でもヒットするだろうな、、、と感じたら半年か1年後に必ずそのトレンドがやって来た。ところがここ最近は、そのヒットはほぼ同時にやってくる。たとえば、最近若い子達が首からキーをぶら下げているが、これはハワイのローカルも全く同じ。むしろ日本は携帯電話が世界で一番進化しているので、高性能かつ軽量ゆえキーと一緒に携帯をぶら下げることが可能。また、街を流しているヤンキーの車が、私の住んでるゴールドタワー周辺を走っているヤンキーとまったく同じレベル。フルエアロに大きなバススピーカーにネオン管、、、それをホンダアコードでやるなよ、、、って感じ。乗ってるやつは、斜にシートに座ってアホみたいな顔して走って行った。彼をゴールドタワーに瞬間移動してそのまま走ってもらったら、だれもハワイアンだとは思わんだろう。唯一金髪のみオリジナル、、、。
そうそう、日本人の若者は半数以上が髪の色を染めているので、後ろから見ると外人に見える。なんとも紛らわしい、、、最近、入国審査で金髪にした人の顔がパスポートの写真と全然違うので変装していると間違われるトラブルが増えているとか、、、。
日本人は髪の色は黒、肌はイエロー、目はブラウン、、、と決められている、、、だからガングロの金髪女子高生をアメリカ人は絶対に理解できないわけ。
オアフ島のダウンタウンに小さいチャイナタウンがある。そこの中国人高校生の女の子はセーラー服を着ていた。なんか不思議な感じ。さすがにルーズSは履いてなかったが、、、。
ハワイの服、、、と言えば、アロハシャツだが、このルーツは奥深い。
一説によると、起源は日本人移民がハワイにもって来た着物が気候に合わないので洋服に作り直して開襟シャツにしたことがルーツらしい。だから絹の大柄な模様でボタンはココナッツを削ったものを使っているものが正しい。
ハワイの気候は暑いがカラッと空気は乾いている。だから絹のアロハを着ると風がスゥーッと通り抜けて、まるで風を着ている、、、とう表現になるらしい。ポリエステルなどの化繊ではこうはならない。また日本で絹のアロハを素肌に着ると汗でべたっとへばりついてなんとも気持ち悪いものになる。
女性は、ムームーという健康ランドの寝巻きのようなものを着るようだが、年寄りのおばーちゃんくらい。しかし、アロハ、ムームーは正装扱いなので、金曜日になるとカジュアルデーならぬ、アロハデーでテレビのニュースキャスターもアロハで出てくる。バスの運ちゃんの制服は、バスのイラストをたくさんプリントしたアロハ、どんなに人相の悪いおっさんが着ても間抜けに見える。
ビーチへ行くと、ローカル連中が必ず来ている。中、高校生は学校が終わるとサーフボードを持ってやってくる。ワイキキは観光客ばかりだが、他のビーチへ行くとローカル連中の方が多い。常夏と言われるが、冬のハワイは思ったより寒い。気温は夜になると18度くらい。昼天気がよければ暖かいが、曇ると夜と同じ気温になる。ローカル軍団も、肌寒い時には長そでのパーカーをきていたり、ブルゾンを着ていたりする。実はやつらも寒いのだ。
しかし、建物と乗り物の中はどんなに気温が低くても、恐ろしくエアコンを効かす。この心理はいまだ良く分からないが、とにかくガンガン冷やす。映画など見ようものなら2時間じっくり冷やされて、間違いなく風邪をひける。
海は、海流の影響か砂浜に近い程冷たく、沖へ出る程暖かい。だからサーファーがずっと海に入っていることができる。サーフィン目的でハワイに来た連中は、朝5時というまだ暗いうちから夜7時まで海に入っている。彼らは、きっと耳から海水が入って、鼻汁から脳みそが溶け出してるに違いない。頭の中がからっぽでないと波に乗るという行為をくり返しくり返し朝から晩までできないって。
ざとう鯨は冬南下してハワイ近海に来るので、今回もたくさん来ていた。ビーチの手前まで来ていてヒレをバタバタして遊んでいた、、、遊ぶという動作をするのは、やはり脳をもった哺乳類、、、やはり鯨を食べるのは良くないぞ。
パドリングで沖へ出る時波の向こうに鯨のヒレが見え、真横ではいきなりウミガメが息継ぎでカポッと顔を出す、水の中を見ると黄色や青の鮮やかな熱帯魚が見える、、そんな自然がハワイにはある。
ビーチはたくさんあって、代表的なワイキキビーチを始め、ノースショアのようなビッグウェーブが立つところまでいろいろある。今回は西海岸のマカハビーチ、ワイキキビーチ、そして東のサンディビーチへ行ったが、3mくらいの波が立っていた。
http://www.niji.or.jp/home/freenet/images5/sundaybeach.jpg
サーファーにはたまらんところでしょう。
オーストラリアのゴールドコーストの波に比べると波のパワーがハワイの方が強くて、スピードがある。へたなパドリングでは、波に捲かれて岸に戻されてしまう。ワイキキはトロい波だが、マカハの波は、掘れ捲りのチューブになる、、、それでもサーフィンのガイドブックを見ると初級〜中級のポイントだと、、、いやはや。私は死ぬかと思いました!
ビーチで感心するのは、ライフセーバーが必ずいてしっかりガードしている。日本の海水浴場にはない職種で、いわゆる浜の監視員でいても暇なジーちゃんをおいていたりするが、子供が溺れても助けてくれる余力があるのだろうか疑問。日本以外はこのライフセーバーという職種が徹底しており、ハワイでは「ビーチウォッチャー」というライフセーバーのローカルドラマまである。彼らのレベルは軍隊レベルでどんな状況でも助けてくれる。日本では、スーパードライのCMで有名になった鯨井さんが頑張っているが、いつ制度化されるのだろう、、、。
http://www1.tv-asahi.co.jp/tetsuko/backno/html/970724.html
もう一つビーチで感心するのは、アメリカなどではビーチでの飲酒が禁止されていること。日本の海で浜に寝っころがってビールを飲むのは普通だが、これをワイキキビーチでやるとまずい、、、しかし、そんな法律知らんもんねとイワンばかりの日本のおとっつぁん軍団がワイキキビーチでカンパーイと大きな声でバドワイザーをプシュプシュやってた、、、これは実にはずかしい。
海外のローカルビーチで遊び呆けていると、ふとこんなことをやってていいのだろうか???とふいに思うことがある。ところが周りをみると若い人よりもどちらかというと年輩のオヤジアメリカンやサーファーがはじけまくっている。それを見て世界的な常識で見るとここで遊んでいる人々が正しくて、日本で不況不況と暗い顔して毎日金にならん仕事を嫌々やっているのが間違っとるのだ、、、と自分に言い聞かせるようにしている。
元気を失ったオヤジは即ハワイの波の立つビーチへ行こう、、、きっとあなたも元気を取り戻すはず。