「恐るべし関西人」

 東京の会社の会議では、大体まじめな話が8に対して ジョークが2くらいの割合であるが、大阪での関西人中心の会議ではその割合が反転して、ジョーク下ネタ8に対しまじめな話が2となるらしい。

 この差はどこから来るのであろうか。かつて、森首相は大阪を日本のタンツボと評したことがある。いわゆるアホ(決して頭が悪いという意味ではない。)が関西には多いのである。

 関西特に大阪にアホが多い理由としては諸説ある。関西を代表する作家の中島らも氏は、大阪人京都人の飲料水となる淀川の上流にアホの粉をまいてるおっさんがいると説いている。

 また吉本興業の芸人坂田利夫は昔”アホの坂田”という歌の中で蚊取り線香を粉にして飲んだらアホになったと告白している。私自身は、アホの粉をまくおっさんをみたことはないが、蚊取り線香についてはベストセラーと なった”買ってはいけない”の中で蚊取り線香の危険性が指摘されているので今さら試したいとは思わないが、だいたいそういう諸説そのものがアホっぽいところが関西である。

 また違う観点から関西人アホ説を考察してみると、言霊(ことだま)説というもっともらしいものがある。実は関西には、”アホいうもんがアホや”という慣用句がある。例えば、兄弟喧嘩で、弟をアホと罵倒する兄に対しおかあさんが「アホいうもんがアホや!」 というような使い方をする。実はこの慣用句におもしろいロジックが隠されているのである。

 「アホいうもんがアホや」と言ったお母さんも実は兄に対しアホといっているのである、つまりお母さんもアホなのである。そのお母さんをアホといっている私も実はアホなのだ。

 このロジックに気づいてしまった人は全て自動的にアホになってしまう。たいてい関西の漫才師のやりとりはこのロジックの応用がほとんどである。

 アホ、、という言葉から探偵ナイトスクープという朝日放送の深夜番組を思い出した。昔、異常に盛り上がったこの番組の話題で、全日本アホバカ分布図、、、というのをやっていた。関西ではアホ、関東ではバカだが、これは日本のどこらへんで切り替わるのか、、、ということを調べて行くうちに、日本全国で呼び方が違うという事が分りそれをくまなく調べて日本地図に分布図を示したのであるが、全国津々浦々アホを示す言葉が違うのでマジにおもしろかった。

 ちなみに香川県は「ホッコ」でありました。さらにホッコな人は「クソホッコ」と言われます。これがナマると「クソボッコ」となります。「この、クソォオボッコが〜」と幼い頃よく起こられたものです。

 その他、この番組で取り上げた話題は極めて素朴でアホっぽいのだが、視聴者はとても興味を持って見てしまうのが関西人の番組作りの面白さの原点かもしれない。
ちなみに今までの番組の中を紹介すると、、、

・車の窓から手を出すとオッパイをもむ感じはほんとうか?
・なぐる、たたく、しばく、はりたおす、どつく、一番痛いのはどれ?
・24時間でいくつかぞえれるのか?
・そろばんのローラースケートはできるか?
・修業をつんだお坊さんをジェットコースターにのせたら耐えれるか?
・クシャミのときは目をつぶる?
・8カ月間あけたことのない弁当はどうなっているか?
・ストローで何m吸い上げれるか!?
・象の耳クソはコーンフレーク?
・イタリア人は「オーソーレミーヨー」の後を歌えるのか?
・「うんてんただのり」という名の運転手は実在するか?
・お年寄りはファフィフフェフォがいえない?
・寝言で会話ができるか?
・「一休さん」の歌でエアロビクスができるか?

 不思議な事に、こういう番組を関東のテレビ局がやるととてもつまらない物になるので、最近関東のキー局は通常真面目な番組を組む。天才たけしや所ジョージの番組とかは内容自体はとても真面目で彼等が演出するから面白くなるというパターンなので他の人が司会が勤まらないパターンが出来上がっている。

 恐るべし関西人、、、。

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