Kenji安田の旅レポート(沖縄偏)

7月2日より6日まで沖縄県西表島へ行ってきました。

現在の那覇の気温

石垣島:白保

ここで掲載の写真は、一般的な観光スナップだけでなく、わたくしの感性のアンテナに触れたものも独断と偏見で撮っております。写真のみデータを無料サーバーに置いていますのでテレホタイム(夜11時〜)は開きにくいこともあります。

西表島にて、、、

「イリオモテヤマネコ」→Photo
 このイリオモテヤマネコというのは、私が小学生のときに何年だったか忘れたが、国語の教科書に出てきて、強烈に印象が強い。別の人に聞いたらみんな教科書に出ていたことを覚えていて面白かった。
 西表島の道で人里を離れると必ず「イリオモテヤマネコ注意」の看板が目に付く。また速度はどこも時速40kmに制限されている。天然記念物で絶滅寸前のヤマネコだけに車なんかでひき殺した時には「逮捕」されるんじゃなかろうか、、、と思うくらい大事にしているようだ。
しかし、島で見つけたのはヤマネコではなく普通のネコであった。結局肝心のヤマネコには会えなかった。
 イリオモテイエネコはとても人なつっこく、くそ暑いのにスリよって来て甘えてくる。今までいろいろな所に行ったが、たいてい島にはネコが多い。→Photoそして人間にやたら甘えてくるようだ。フロリダのセブンマイルブリッジの先端のヘミングウェイで有名な島「キーウェスト」にもネコが多かったが、同じようにへばりついてきたのを覚えている。たぶんイエネコさんたちは、典型的なパラサイト族で人間社会に寄生しているから人間に対してDNAが絶対服従を誓っているのかもしれない。

「怪しい小動物」
 さて、西表にはヤマネコだけではなく、いろいろな珍しい小動物がいる。まずは「ハブ」、、、こいつはいたるところにいるのだが、ザァッ〜とスコールが降った後なんかはバシバシ道路に出て来る。30kmくらいを走る間で5匹くらい車から見つけた。普通車道に出ているヘビは車が来るとまず逃げるが、こやつは、自分が「毒」という強力な切り札を持っているのを自覚しているのか、車であろうがなんであろうが飛びつくポーズをとる。特に光に向かう習性があるのか車のヘッドライトが当たるとファイテイングポーズで迎えてくれた。腹立つので車で踏みつぶしてやったら、筋肉質で堅いゴムみたいなのでケロっとしていた。
 西表で出会ったドイツ人の鹿児島大教授にその話をしたら、踏みつぶす瞬間にブレーキをかけてズルっとミンチにしてやったらよかったのに、、、と顔に似合わず過激な事を言っていた。
 沖縄には、スーパーで「ハブノック」というスプレー式の殺蛇剤が販売されていて、こいつをプッシュ〜っと吹き掛けるとポアできるらしい。名前がいいね、今度はこいつを持っておこう。

「うみへび」、、、こいつには参った。引き潮に浅いリーフを歩いて散策していたら、足の間をスルスルっとシマシマ模様の海蛇がすり抜けて行きました。この時は心臓が止まるかと思ったくらいビビリった。よく見るとそのへん一面ウヨウヨしていて、1KMくらい沖までジャバジャバ歩いて行ってましたから、まるで地雷原を歩くような感じでとっとと引き返しました。これは私の人生3大ビビリ事件の一つでしょう。
ウミヘビは地上の毒蛇の何倍も毒性が高く、ましてや1人でしたから、咬まれたらまず琉球の海に消えていたんだ思うと、人生というのははかない物です、、、。実際見た目は、意外にもデカイ、、、そして、、、いかにも私はドクジャよん、いじめたら咬むわよん、咬まれたらあんたは死ぬのよん♪、、、といわんばかりのあのわざとらしい目立つようなシマシマのカラーリングは、自然界の作った物にしてはちょっと出来過ぎ、、、、神様の悪ふざけ?

「セマルハコガメ(カメ科)」
こいつはとても面白いカメ。国の天然記念物に指定されている。蝶番のように折れ曲がる腹甲があり外的に襲われると首や手足を引っ込めて完全に蓋をすることができるのが特徴。こやつも雨が降った後、車道に出て来る。手足を引っ込めるスピードがとても素早く、形がチャップリンの帽子みたいで可愛いらしい。

「ヤエヤマヒルギ(ヒルギ科) 」→Photo
別名、オオバヒルギ、シロバナヒルギとも呼ばれ高さが10m以上にもなる。河口や、湾の中などの汽水域にマングローブ林を形成する。4枚の花びらをつけ果実は卵形をしている。木についたまま30cm位の棒状の仮根をだす。西表島のマングローブ林では、その根元あたりに直径10cmものしじみ貝が取れる、、、ホントだが誰も信じてくれない。しじみ汁を作ったらオワンにその巨大しじみ一個だけでいいわけよ。

「ジャングルの音」
西表島は島のほとんどがジャングル、、、だから、夜になるとその音は鳥とカエルと虫の泣音のみになります。ここが日本か、、、と思うそのネイチャーサウンドと、満天の星空に酔いしれるのでした、、、。

「南風見田海岸」
ここは西表でもメジャーなビーチの一つだが、この海岸のやぶの中をよーく見ると洗濯物が干してあって、ブルーシートを広げたタープが張ってある。だれか、遊びに来てキャンプでもしているんだろうと思ってじろじろ見ていると、中に人がいて目が合った。なんとも鋭い目つきなのだが、挨拶というか会釈というか、そういったコミュニケーションはまったくなく、さっと目をそらした。ビーチをうろうろ歩いていると、ある、ある、あるじゃないですか、そういうテント群がが、、、、ざっと3つ4つありました。私が去ると住人はビーチに出てきて、近付くとさっとテントに引っ込む、、、なんじゃこいつらは、、、と思ったがその後気にもせず、その話を前出のドイツ人教授に話したら、(ちなみに教授は西表に30年間毎年通っている超フリーク)彼等は、長い人で3年間くらいそこで暮らしている人々なんだだそう。教授はもう顔見知りになっているので、毎年島に来ると生死を確かめにいくそうな、、、。彼等は世捨て人で社会のシステムにははまらない人々なのでまるでロビンソンクルーソーのようなサバイバルな日々を過ごしているという。さとうきびの収穫を手伝うバイトをやって約30万円くらい稼ぎ、それで1年間をそこで暮らす。毎日釣りや素潜りで魚をとり、毎日漠然と何も考えずにただ過ごす、、、。ただ年に数回やってくる台風の時期だけ公民館に避難するとか、、、。それだけのことをやるのだから、いかにすごい装備を持っているのかと思いきや、テントはブルーシートを木々に張っただけ、テーブルや椅子は漂着物を利用、釣り具も捨ててあったようなものを使っている。ラジオもテレビも車もなくTシャツと単パンとビーチサンダルだけで、毎日を過ごしている。中には犬を飼っているやつがいた。日本の最南端にはへんなやつがいるもんだ。

「ヤドカリ君へのいじわるな実験」
さて、八重山諸島のビーチはとてもヤドカリ君達が多くいる。ビーチに転がっている貝殻にはまずすべてにヤドカリが入っていると思っていい。空の巻貝の殻が落ちていないので、非常に住宅難である。ヤドカリは自分の体の成長に合わせて宿となる巻貝の殻を住み替えていく特殊な生物だが、ジッと見ていても飽きない。ぼーっと見ていて不思議に思ったのは、もしなんらかの事件で貝殻が挟まれて動けなくなった場合、ヤドカリ君は貝殻を放棄して飛び出すかどうか、、、という疑問である。そこで、実際にとんがり巻貝を宿としているヤドカリさんを見つけたので、逆さまにして砂浜にグサっと差してみた。手足を限界まで延ばすとかなり行動範囲が広いのと、蟹のハサミと同じものを持っているのでこれでグィっと挟み意外にも凄い力で簡単に脱出できたので驚いた、、、。面白くないので今度は割れ目のある石を見つけたのでそこに貝の先っぽを挟み込んでまたまた逆さまにしてみた。そしたらかなりな時間格闘してもがいたが、どうしても逃げだせない、、、限界が近付いてきた時、そろそろ貝殻を捨てて脱出すると思ったら、なんと諦めたのである。まったく動かなくなった。直射日光があたっているのでそのまま放置したらたぶん死ぬだろう、、、ヤドカリにとって次なる新居を見つけて移転する時以外は、宿となる貝殻から抜け出ることは「死」を意味するのであった。ということで実験終了後元に戻してあげました、、、。

石垣島にて、、、

「人も牛もの〜んびり」
 石垣島の代表的な景色を御紹介。まず、牛さん→Photo、、、放牧されて、のんびりのんびり、見ているだけで眠くなる。
そして、ビーチの人々→Photo、、、、やはり寝ている。つぎは誰もいないビーチを灯台のある高台からスナップ、、、こんなところが日本にある→Photo


「サンゴの砂浜」→Photo、、、、すべてサンゴ。真っ白のビーチがあったら、そこはたいてい砂ではなく、貝殻やサンゴの砂のビーチに違いない。砂、、、というと全部同じ物かと思っていたが、場所によって種類も色も違う。カリブ海にはピンクの砂浜がある。


「陶芸」→Photo1Photo2、、芸術家がこの島に来ると、いい粘土を見つけ、創作活動に入って自分の世界にどっぷり漬かる。誰にもじゃまされないから、、、というより現地の人たちは誰も焼き物に興味をもたないから、ハマれるわけだ。そして代表的な題材沖縄の守神シーサーに目をつけると、とりつかれたようにこういうものを作ってしまう。まるでウルトラマンに出て来る怪獣のよう、、、何にも捕われない開放的な作品が作れるわけだ。


「沖縄の漁師の船」→Photo、、、本土にあるヤンマーの漁船とはちょっと形が違う。両先端がツンと上がっていて、大きな波のうねりを超えられるように設計されてある。普通の位置(まん中より後ろ)で操船すると前が見えないので、このタイプの漁船は前に舵が付いてある。しかし、船の設計デザインの流れとしては中国のジャンク船の流れがあり、日本の南のはしゆえ興味深い。ちなみに台湾の人々は沖縄を日本の沖縄県、、、という見方ではなく「琉球」という見方をしている。台湾の飛行機で那覇へ行く場合、タイムテーブルには琉球那覇と記されている。

「マルハ鮮魚」→Photo
 これは幸せだった。石垣港に面したところにある魚屋さんなのだが、そこではまぐろの刺身を買ってその場で食べられる。なんと生ビールサーバーまであり、ノンベーにはたまらない空間なのだ。さしみの他、テンプラ、焼き魚、、、いろいろあった。写真のセット→Photoで、1000円。刺身はひとりではまず残すくらい量が多く、生ビールは大ジョッキ。これで遊び疲れた体と、夕方の気持ちいい風の流れと動きのゆっくりした漁港がなんとも合うのだ。
 ちなみに、この日の夕食はこれだけで充分だった。

「沖縄の代表的な飲み屋メニュー」→Photo
 まあ、だいたいこんなもん、、、泡盛(1杯)、、というのがいいね。沖縄はヤギさんを食べる県だが、これがちょっと癖があってうまいのかまずいのか分らない。マトンの肉をさらに臭くした感じの肉で、煮込もうが焼こうがヒトクセある食べ物なのだ。ヤギ汁はその血も煮込む、、、皆さん一度お試しあれ、、わ、わ、わしゃもういらん。→Photo
 
「ゴミ問題」→Photo
 石垣や西表島がどれほどきれいか、、、とイメージだけは大きく膨らんでいたが、ビーチへ行ったらまずそのゴミに驚く。恐ろしく汚れていて、瀬戸内海と変わらない。
 あれだけきれいな海なのに、地元の人に限って意外にも簡単に汚す。そして漁師などは海から糧を得ているにもかかわらず、ビールの空き缶などすぐにポンポン捨てる。これは瀬戸内の漁師も、八丈島の漁師も沖縄も同じ、、、なぜだろう、、、。
 アメリカでビーチと名が付くところは必ず清掃を公共がやるのでいつ行ってもきれい。またいたる所にゴミ箱がある。シンガポールで、ゴミを道に捨てると処罰される。
 日本では、ゴミ箱を置くとそこに別のゴミを捨てに来る人が増えてゴミ捨て場になってしまうことを恐れてあえてゴミ箱を設置しないようになった。だから捨てるところがないのでいたるところに捨ててしまう。
これは行政も悪いし人々のメンタリティーも悪いと思う。あの世界で有数の沖縄の海を潰してしまう事だけはやめてもらいたいものだ。
 後気になったのは、中国語表記のゴミがかなりあったこと。そういえば石垣島の南は台湾がある。だから台湾で投げ捨てたペットボトルは黒潮に乗って沖縄の島々に流れ着く。海はつながっているからゴミ問題はもはや一国だけの問題ではないわけ。
 たのんます、なんとかして、、、、政治家さん!!

那覇にて、、、

「KENNEL」→Photo
那覇港の近くで、犬の訓練所かなにかの施設を見つけた。KENNELは直訳すると犬小屋という意味だが、ここの看板は物凄い、、、そのまんま「犬 寝る」と書いている。これは文章より証拠写真だと思って撮った。後であたりをよ〜く見渡してみるとすでに倒産しているようで建物はもぬけの空だった。このいいかげんさとマヌケさがいかにも沖縄っぽい。たぶんここは那覇の人であれば誰でも知っていて面白くもなんともないと思うが、本土の人間にとってはギャグそのものである。地方のローカルテレビのCMで恐ろしくつまんないものが、所さんやたけしの番組で取り立てて面白がられるノリである。

「宮脇書店」→Photo
なぜこのタイトルがあるのか不思議に思うだろうが(超ローカルねた)、香川県民で宮脇書店といえば、知らない人はいない大御所の本屋。この宮脇書店がなぜか沖縄県に進出している。高松空港と那覇空港内の本屋さんはこの宮脇書店、、、。
香川県は面積が日本でもっとも小さい県なので、なぜか不思議と「最大級」というフレーズにこだわる。
香川県で大型の店はたいてい「県下最大級」というフレーズを誇らし気に看板に書き入れていることが多い。
 ちなみにこの写真の店は那覇港の「とまりん」にある支店で、しっかり「沖縄最大級」の文字があった。いやはや、、、写真をよ〜く見るとなんとか分ります。

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