「コーチング」

 オリンピックを見ていて、気が付いたことの一つにどんな名選手にもコーチや監督がついていることです。しかも、選手が監督、コーチを絶対的な位置付けで立場を置いていることです。NBAのシャキールオニールのような名選手にもコーチがいます。ですから、たいていのスポーツは選手とコーチ、、、という2本立てが正解のようです。

 ビジネスの世界も、同じでよくいいリーダーに巡り合って伸びる人がいます。もちろんうまくいかない理由をリーダーのせいにするのは本末転倒ですが、あくまで主役は自分自身です。

21世紀の資本主義は「思いやりの資本主義」という方向に向かっていきます。20世紀は利益追求、他を蹴落とす、、、ということが主体の排他的な資本主義のイデオロギーで成り立っていたようですが、21世紀は「自分のことを大事に考えている人」「自分の向かう方向の延長線上にいる人」「尊敬できる人」、、、などが自分のリーダーとして重要で、ネガティブなことを自分に吹き込む人をリーダーとしてはいけない、、、という方向性で人的ネットワークが形成されていく、、、と言われています。別にリーダーは一人の人ではなく、ある時は親で、教師で、上司であり、身近な先輩であり、友人であってもかまわないのです。自分にプラスの影響を与えたり、間違っていることを諭してくれるのがリーダーです。

たとえば、

・ある親が野球をしている娘に向かって、「おまえは女の子なんだから、どうせできっこない、、、野球なんかするな、、、」といいます。

・同じシチュエーションで、「おまえは女の子だけども、なんだってできる、、、その気になればアメリカ合衆国大統領にだってなれるんだ、、、。」といいます。どっちの親がいいか、、、お分かりですね。アメリカでヒットする映画はたいてい「やればできる」がテーマですよね。これはアメリカのスピリッツだからだと思います。逆に日本は「忍耐」が長年のテーマでした。

 最近は、何かをアドバイスすると膨れっ面をしたり、無視したりする人や、聞いているけど聞いていない(これ特殊)人が最近は増えてきました。戦後の躾をしない間違った放任教育、、、の影響でしょうか、、、こうなるとその人の為に言ってる事が逆に迷惑になってしまいますから、リーダー的立場の人はアホらしくてその人に何も言わなくなってしまいます。これからは、個の時代なのでもっと「無干渉」の方向に進んでいくと思います。しかし、オリンピックの場面を見ていて金メダル選手でも監督の言うことをしっかり聞いている素直な若者の姿に、やはり上を目指す人間は「吸収姿勢」でなければならない、、、そう思いました。う〜む、、、オリンピックは深い。

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