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Kenjiヤスダのあやしい旅レポート2(バリ編)
11月7日〜14日

日本人のだまし方(上級編/ニセ警官)、、、空港到着後のフイをつくポーターオヤジはだましの手口初級編だが、中級のだまし方をお教えしよう。まずは警察官のような紛らわしいガードマン野郎、、、こいつには参った。ヌサドゥアの大きい交差点で木陰にバイクを泊めて立っている。これを見た外国人は間違いなく「白バイ警察官」だと思うはずだ。何ごともなくそこを通過した時、フエを吹いてこちらを呼び止めるではないか。ところがそこは交通量が多いところなので簡単には止まれないのでそのまま走り去った。そしたら白煙をモウモウと巻き上げながら後ろから追い上げてくる。バイクは125ccくらいなのでもしや逃げれるかも、、、と思ったが、考えてみたらオレはなんにも悪いことはしていない、、、いや待てよあそこはもしかしたら一時停止だったのかも、、、とかいろいろ考えているうちに、結局追い付かれた。とどめは信号に引っ掛かってしまったのだ。そこに別の警官らしき人がいて無線を片手に待っていた。後ろからバイクで追い掛けてくる警官らしきオヤジがすでに連絡していたのだ。エエイ仕方ない、ということで車をストップさせた、、、2人の警官が近付いてきて、何を言うのかと思ったら、パラセーリングしたくないか?ビーチに行くのだろ?あの人に着いて行け(いつの間にやら、もうひとりコ汚いオッサンがバイクに乗って待っていた)、、、と言うではないか、、、ク腐っている、この国は限り無く腐っている、、、オレはマジで呆れたね。思いきりノーサンキュー!!でそいつらとバイバイした。新宿歌舞伎町の客引きオヤジが可愛く見える。
でも、それから数日間本当の警察官を見るまで、そいつらを本当に警察官だと思っていた。(ちなみに警察官はカーキ色の制服でベレー帽をかぶっており、威厳のある顔立ちをしている、、、しかし、こいつらも騙す!!と地球の歩き方に書いてあった。)
日本人のだまし方(上級編/真面目顔の店員達)、、、コンビニブス店員、、、こいつにも参った。まず、コンビニがバリにあった。基本的にコンビニは大手バックボーンと民間がジョイントしてやっているビジネスだけに信頼性が高い。マークも『K』なので勝手にKマートと呼んでいたら、欧米人もKマートと呼んでいた。とにかく店は清潔だし、大形の冷蔵庫にモニター付レジに陳列台、、、と日本のコンビニと大差ない。他の個人経営の店がなんとなく安心できないので、ジュースやお菓子などはコンビニで買おう、、、と思ってホテルの近くのKマートに入った。
その時点ではレストランで飯も食べていたので大体の相場は分かっていた。私はいつも基準をビール1本の値段にしている。ちなみに缶ビール1本がレストランで70円くらい。ということはスーパーでは半値の35円だろうと思ったら、実際は50円だった。
で、話はコンビニに戻るが、そこで牛乳(ブリックパック、、、ストローのついたやつ)2個とプリングルピザ味1個と1Lのミネラルウォーター1本を買った。レジで合計が500円くらい、、、「絶対ココは正しい」という信頼感が最初からあったのでそのまま支払って店を出た。しかし念のためレシートは?というと袋に入れました、、、と言われた。
でも、どうしてもトータル500円というのは日本価格とそう違わないではないか、、、オカシイ、、、と思ってレシートを調べてみたら袋にレシートは入っていない。
すぐさま店に戻って、レシートが入っていない、それと金額がおかしい、、、ということを告げると、なんとコンビニブス店員は勝ち気の顔で私は間違っていない、、、と言うではないか。ともかくレシート!!ということで探させたらこのブスしっかり手に持っていやがる。で、チェックしてみると、ありゃりゃ「数」のところがすべて「1」個と、なんと鉛筆でぐじゅぐじゅと書き替えているじゃないの!!
ぬあんじゃこりゃ?と詰め寄ったら、計算機で計算を始め出した。そりゃ計算は合うわけない。レシートには1個の値段と数と累計が出てくるからおかしいわけ。
それでも、まだ観念しないので、さすがの安田健二のとっさの悪知恵が出た。「俺は日本で警察官をしている」「君は私を騙した。明日からここでは働けない。刑務所に行くんだよ。」「いますぐお金を返しなさい。」とウソ言ってやった。そしたら、どっわぁ〜と彼女の顔色が青ざめていくでわないの、、、もうひとりの男店員はなんと裏口から逃げ出して行くじゃあ〜ないの、、、。
彼女は、計算もせずに、さっと15000ルピア(150円くらい)を出して、ふてぶてしくもいくらかおつりを要求してきた。
そして、精算がちゃんと終わって一見落着!!結局、こっちは気分が悪いだけ、、、なんでプリングルを買うのにこんなに戦わなくてはいけないのだ。
では、彼女のすばらしき悪巧みを整理してみよう。
日本人は細かい金の計算をしない。また物価が10倍くらいの国から来ているから100円くらい騙しても文句を言わない、日本人を見たら金が歩いていると思う、、ということを前提として知っている。(これはバリ人100%全員がそう思っていて、一種のイデオロギーをなっている。だから我々から見ると間違っていることが彼等には正しい、、、ということになっていることを前提として頭に入れておいてほしい。)
1、私達が、買いたい物を持ってレジに行った。
2、ブス店員はその時点で、レジに数をごまかして打ち込んだ(悪さはここから始まっている)
3、言われるままお金を支払った。
4、高いことに気が着き、文句を言った。
5、レシートを素早く見つけ、私達に見えないように鉛筆で数を書き換えた(ここがスゴイ)
6、結局悪巧みがバレて相手が悪いと思ったのか、自分がごまかした金額をさっさと返したが、おつりが必要だったので正確にその金額を要求してきた。
これ、分かるだろうか、、、彼女がいかに気を回すのが早いか(IQが高いのだ)、、、結局いくらゴマかしているのか最初から分かっていたわけ。それも計算機も使わずに、、、。たぶん外国人には毎回やっていて毎回成功していたに違いない。ボケェーっとしているやつには絶対できない芸当だよ。おまえは天才詐欺師か!って感じ。
この子をもっと違うところで働かせたら、きっといい仕事をすると思うよ、、、いやはや、、、。
ちなみに、もっと怪しい店では、なんと桁数の変わる電卓があるらしい。あらかじめ高い数字が出るように違う計算をする電卓があって目の前でキーをたたいて計算するのだが、しっかりダマしているのだ、、、残念ながら(?)これには今回出会わなかった。
ここまで書くと、Kenjiヤスダはエラい堅いやっちゃな、、、と思う人もいるかもしれないが、そこまでやってごまかした金はたったの150円だから、たいていの日本人は笑っちゃうだろうけど、後々騙される日本人のことを思って引き下がらなかったわけ。日本人はどうも「マァ〜エエカ」で済ますところが多い、、、これがすべての災いの元なんだよね。
日本人のだまし方(上級編/パーキングオヤジパート1)、、、、、、これにも参った。大体交通システムを理解していない外国人にとってこれはとてもやっかい。道が分からなかったので車を止めて地図を見ていた。胸に「パーキング」の刺繍の入ったブルーの制服を来たオヤジが、しばらくしてから(ココがミソ)近付いてきて、パーキング代を払えという。車を止めていくらという表示はどこにもない。なんらかのゲートがあって人の所有する土地に入り込んでいるのなら分からないでもないが、そこは道ぞいの駐車スペースに止めただけ、、、。御丁寧にもしっかり切符のようなものを持っている。値段を見るとなんと日本円で300円、、、こりゃ高い。「俺は地図を見ていただけで、エンジンも止めていない。だからパーキングではない。」そういったら、オッサンは全く理解していないのか、なんと日本語で「罰金ネ」と言いやがった。パーキング係ごときに罰金を払わなくてはいけないシステムは世界中にどこにもないだろう。これでおかしいと思って、おれは払わんと言ったら、「じゃ行っていい、、、」とすんなり後ろから来る車を止めて誘導までしてくれた。あの謎のオッサンは果たして詐欺師なのか本当のパーキング係なのかいいやつなのか悪いやつなのか全く判別不能だった。しかし、車を止める時ではなく止めた後から来たのと、300円という値段は絶対おかしい。
日本人のだまし方(上級編/パーキングオヤジパート2)、、、、、、これはパート1とは場所が違う。入り口はすんなり入れて出る時にちゃんとゲートがある観光地の駐車場だった。単にぶらっと入ったのだが寺院があり別に興味ないのでスプライト1本をお店で買って飲んですぐに出た。15分くらいしかいなかった。それから車で出ようとするとゲートから意地の悪そうなオッサンが出てきた。胸に「パーキング」の刺繍のあるブルーの制服だ。前回と同じように300円の切符を見せて払えという。こっちは第一弾で経験済みなのだが、今回は敷地に入っているのでちょっとパターンが違う。そこでこう言ってみた「300円は高い」「俺は10分しかいなかった」「寺にも入っていない」、、、こんな理屈が通用するかなあと思ったら、面白くなさそうな顔をしてじゃ10円払えという、、、なんという小市民!!300円の請求が10円だぜ!やはり300円というのは彼等にとっても大金だ。もしかしたら人のいい日本人や欧米人がハイハイと払ってくれるかも知れないからとりあえず吹っかけておいて、払わない、、、と言われたら、相場は彼等の相場となるので「10円」になっちゃうわけだ。こういうときのために小金をしっかりもっておくのが正しい。300円の切符は同じ物だったので、どこかで誰かが適当に作って、ブルーのパーキング制服とセットで売ってるのかもしれない。日本人観光客お騙しグッズ!!みないなのがあったりして。
日本人のだまし方(初級編/怪しい売り子達)、、、、値札がついていない物はすべて交渉、、、物売りの凄まじき商魂には感動する。ビーチを歩いているとサンダルを持ったやつがそことなく表れる。三つ編みしないか、マニキュアはどうだ(これを俺に言うなよって!)、マッサージはどうだ、、、これらすべて値段は決まっていない。値段は交渉で決まる。おみやげ物のお店にある物もすべて値札がついていない。(値札をつけているのはスーパーのみ)だから、交渉のテクニックをある程度持っていないと、簡単に騙される。通常の交渉のやり取りは、まずこちらが値段を聞くと商店主が答えるが、この値段はたいていべらぼうに高い。高いと言うと20%ディスカウントするという。それでも高いと言うと、いくらなら買う?と聞いてくる。極めて単純なやり取りだ。この商談に入るとある暗黙のルールがある。いくらなら買う?と聞かれた「いくら」を言うと絶対買わないといけない、、、な〜んちゃって!!が通用しないのだ。
では商談のコツをお教えしよう。たとえば、何かを買う時、幾らかを聞いて100円と言われたとしよう。高いから買わない、、、じゃいくらなら買う?、、、と聞かれたら、さああなたはどう答えます?もし50円と言って、相手が「よし売った!」となったら相手の勝ち!貴方の負け、、、というのわ分かりますね。すぐに「売った!」と言うのはその値段で儲かっているからなんだよね。まず、この「いくらなら買う?」はとても曲者。ここに展開を進めるために、あえて最初から売り値を高くしているわけ。だから、最初から100円っていう金額なんてデタラメなんだよな。もしかしたら10円のものかもしれない。ほとんどの人は、最初に言われた金額を基準に「いくらなら買う」の金額を決定するから、そこは相手も分かっていて吹っかけてくる。だから、まずこっちは物を見て単純に作れる物かどうかを見極める力がいる。なんせ人件費が1日250円の国だから、それを基準にする。もちろん、他の店にも言って買う気はないが、それとなく値段を聞いてみる、、、ということも重要。それで大体の相場が読めてくる。なんでもかんでも言われるままの金額で買っちゃうのはダメ、、、自分でビジネスをやっている人にとってはとてもいい訓練になると思うね。とは言っても所詮100円200円の話しなのだが、、、。しかし、やり手ババーに出会うと「3個でいくら」というように数でお徳感を与えて、結局たくさん買ってしまうようにすすめてくるやつがいる。相手は生活がかかっているから必死なのだ。
このように書くとインドネシアは悪いやつらばかりいるような印象を与えるが、通常の商行為のルールをこれ以上曲げてしまうと、この国は本当にダメになってしまう。もともと悪いことできるやつなんてインドネシアのような国にはいないんだよ。でも、日本人観光客がどっと押し寄せてきて、札束をばらまいて行く。騙してもなんの文句も言わずにありがとうまた来るね!って笑顔で帰って行く、、、こういうシーンを何万回もやってきたら、そりゃ彼等の商感覚も麻痺するわな。
彼等の月給が月に5000円くらい、ホテルに勤めると10000円くらい。だから通常の人々の日当は250円くらい。だから10円でもごまかそうとする気持ちは分かる。日本人の私達には缶ビール1本の値段が彼等の日当なんだよね。
バリ島の絶対的な魅力は、その極端な物価の低さだろう、、、それを悪用せずにアイデアを出せば、日本人はもっと金を落として行くのに、、、みんなが日本人を騙すから来ても警戒してあまりお金を使わなくなってしまう。ユニクロ商法と同じで利幅が小さいなら数多く売ってリピーターとしてまた買ってもらうしかない。
多すぎる店、、、バリ島にある店はあまりにもその数が多い、、、それも似たり寄ったりの同じ物を売っている店ばかり。なぜ成り立つのだろう。人や観光客は多いがどの店にもそんなに人は入っていない。やっていけるのが不思議な感じがした。これはとても謎。
DFSの不思議、、、世界の観光地には必ず、DFSがある「デューティーフリーショップ」免税店だが、DFSの文字が斜になったハンコのようなマークのお店だ。ここは日本がバブルの時に調子ついて広げた。気がついたらとんでもなくでかい立派なDFSがいたるところにできしまっている。バリ島にもDFSがあるのだが、中に入るとバリ島には無縁の高級アパレルやブランド物がびっしり並んでいる。面白いのは、まだこのDFSは商売の相手を日本人にしていることなのだ。確かに中に入ると日本人ばかり、しかも、店員さんは全員日本語を話す。もともと外国人向けの免税店なのだが、日本人以外の外国人などひとりもいなかった。ましてや最近の経済の低迷とブランド物離れで日本人がバシバシ買い物しているような感じもしなかった。なぜ、日本人はDFSに入って、これはおかしい商売だ、、、と気が着かないのだろう。世界中の人々がやってきているバリ島に日本人しかいかない店があったらそこは間違いなくおかしい、、、ということになるのだが、、、。新婚さんがしっかりヴィトンか何かを買う相談をしていて、その光景が何やら懐かしかった。どちらにしても、日本からドッカーンと団体客が来てくれないと成り立たない商売をやっている。売っている者は何千円〜マン単位なので、一番金額で日本人が騙されているのはもしやココではないだろうか、、、よって、ここを日本人の騙し方(最上級編/DFS)としとこう、、、。