「原理原則」
政界が揺れている、、、小泉内閣になって構造改革が進み、様々な規制がとっぱらわれ、2002年になったら上向きに向いてくると思っていたら、失業率は増えるわ、マキコ外務大臣はクビになるわ、巨泉さんは辞めるわ、銀行の不良債権はさらに増えるわ、、、と全くいいネタがない。
大橋巨泉さんが辞める、、というコメントを出した時、すぐにビッグニュースになったが、マキコ大臣更迭の方が重要度が高すぎてで巨泉さんのことはあまりニュースにならなかった。
でも、巨泉さんが辞職の記者会見をやっているのをたまたまニュースで見たのだが、とっても内容が良かったのを記憶している。
巨泉さんは、今の日本の政界には「原理原則」がないからこれ以上議員をやる意味がない、、、と言った。
この「原理原則」というフレーズにはちょっとシビれましたね。政界だけではなく、最近は企業にも原理原則がない、、と思う。雪印食品は、原理原則を守っていなかった事がとうとう表に出てしまった。景気が悪い、、と言っても食品関係は売り上げがガタ落ちすることはない。人間は食べないと生きて行けないわけだから、無理な投資や他ごとをやらない限り基本通りに営業していれば問題なかったはず。
ところが、マイカルの破綻と狂牛病騒ぎが雪印食品にとっては誤算だったようで、いったん歯車が狂うとどんどん狂ってきて、もはや歯止めが効かない。原理原則を持っていない企業はこうなると意外にもろい。
普通歴史のある企業は、この原理原則にうるさい。原理原則のフレーズを掲げて社歌にまで盛り込む企業もある。でも、ひっくり返して言えば、企業としての姿勢やスタンス、イメージを守ることは最重要課題ということなんです。だから、世界中で「原理原則」を貫いている企業はとても強いんですよね。
では、企業体や仕事ではなく、人間一個人として原理原則を持って生きているか、、、自分のポリシーを持っているか、、、また、それを守って生きているか、、となるとなかなか難しいですね。わたしも自分なりにポリシーは持っているはずなんですが、時として自分に甘い時もあります。大勢の人が右に動くとやっぱり自分も右に動いてしまう、、、。
そういう意味で、他人や企業、政治の批判は誰でもしますが、それを言う前に、自分自身に「原理原則」(ポリシー)をしっかり持って生きていますか、、、と再確認することはとても大事だと思うんです。企業と言っても結局は個人の集合体なのですから、、、。