幸せ産業と不幸産業

 20世紀型の旧スタイルビジネスのほとんどは不幸産業で、戦争や病など不幸が増えるほど儲かるシステムになっています。ほとんどの製薬会社や医療もそういうスタイルになっています。たとえば、胃薬のCMを思い出してください、、、仕事でストレスを受け胃炎に苦しんでいるサラリーマンをターゲットに、とりあえずこれさえ飲めば乗り切れる!といわんばかりの内容一色でしょう。抗ストレスとか体質強化とか根底にスポットを当てている薬ではなく、飲んだら即効で胃の痛みを抑えて病気の本質をごまかす類なんですよね。その胃炎がその人にとって何かしらの身体からの信号だとしたら、恐いと思いませんか。

 「病気を治すため」といいますが、古い体質の産業は「適度な不幸が無いと生き残れない」のです。

 ニュートリライト社を始め、健康食品産業はかなり先を走っています。そのシステムは病人からお金を取るのではなく、健康な人を病気にしないほど儲かるようになっています。近年になって代替療法や予防医学が注目されているように、医者の仕事は再生医学が中心になるでしょう。つまり視力を失った人に新しい眼球を作ったり、老化した皮膚を新しいものに張り替えたりといった医学が主流になるでしょう。遺伝子工学の分野からは、その人個体の弱点を遺伝子の観点から先に見つけることができ、病気になる前から予防することができるようになります。

 健康診断も、その本質は間違っていると思います。健康診断で「問題ない」といわれた人は自分が健康体であるとカン違いしてしまいます。でも、健康診断で診断できる「問題なし」は「病気になってない」、、、要するにマイナスからゼロの範囲にあなたはいません。ということを示しているのであって、ゼロからプラスのどこに位置しているということは分かりません。もしその人がゼロの位置にいた場合、診断結果は「問題なし」になりますが、翌年マイナスになっているかもしれません。ガンで亡くなられたアナウンサーの逸見さんは毎年人間ドックに入っていてガンになってなくなられましたが、まさしく本人は診断結果を健康体であるとカン違いしていたと思います。

 化粧品業界も、かなり遺伝子工学を取り入れビックリするほど進んでいます。先端企業は、老化した肌をよみがえらせる化粧品を何億ドルもかけて研究しているといいますから、「泥んこ美容」とか今だに言ってる化粧品メーカーが時代についていけなくなるのは間違いないでしょう。

マイナスからプラスに戻す不幸産業は、ゼロからプラスに発展させる幸せ産業へと変化を遂げなければ生き残れなくなるのです。

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