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アヤしい旅レポート 沖縄2002/07
6、あやしい生物たち、、
釣りをしたが全く釣れなかった、、、というより、やはり台風がずっと近くにいたので海が荒れていて釣れなかった、、、と言い訳しておきます。でも、言い訳をするのはシャクなので、なぜ海が荒れると釣れなくなるか説明しよう。まず、台風が近付くととうぜんながら風が強くなってきます。風が強くなると海が波立ちます。風が強ければ強い程波のうねりは大きくなります。これが縦横無尽にうねっている状態が海が荒れている状況です。
そのうねりがラグーン(環礁)の外でぶつかります。そこではすごい波しぶきが上がります。いくらかの波はラグーンを超えて入ってきます。とうぜん入ってきた通常より多い海水は戻り水となって戻っていきます。水面は外から入ってくる波のパワーで陸向きですから、戻り水は水中なんです。高台からこれを見ると、水面の流れは押し寄せてくるように見えますが、水中では外に帰っていっているわけです。
この状態で、私は潜ってみたことがあります。もちろん重装備ではなくシュノーケリングですが、体が流されないようにロープを持って潜りました。とても泳げる状態ではありませんが、そんな中で魚たちはどうしているのかが見たかったのです。さすがに台風は特別らしく、岩の下で流されないようにじっとしていました。実は魚たちも必死なんです。ですから、えさなど食べる状況でもないし、えさは流れてしまいますから、その流れに飲み込まれないように必死に岩にしがみついている魚たちが、そのえさを追い掛けてまで食べるわけがありません。だから台風の時は釣れないのです。
そうなったら、仕掛けしかありません。彼等がじっとしがみついている岩の下に網を仕掛けるわけです。これなら間が差して引っ掛かるかもしれません。
ということで、蟹網を仕掛けて、とれたのが、憎っくきウツボ君と、鬼だるまおこぜでした。残念ながら蟹は取れなかった。(ちなみに南の蟹はうまくない!)
うつぼ君は、高知県の人は食べるのだが、私にはちょっと、、、ということで逃がしました。でもオコゼはうまそう♪ と思ってとりあえず捕獲したのだが、、、、これが実にやっかいものだったのだ。

名前が鬼だるまオコゼ、、、オーストラリアで見たとき、ベテランダイバーから「ロックフィッシュ」と教えてくれた。ハワイではストーンフィッシュと読んでいたが、どっちもおんなじ名前だ。見た目が岩にように見えるからそんな名前がついた、、と聞いている。でも、こいつ、たいていのダイビングの本を見ると危険生物となっている。日本名は「鬼だるまオコゼ」と御丁寧にも鬼という字がつくではないか。よくよく調べてみるとこいつの背びれには毒があって、死んだ人もいるらしい。いやはや、くわばらくわばら。
食うとうまいらしいが、それを説明するとみなさん、「いらん」という表情をしてくれたのでやむなく逃がした。
あーあ、さしみか、煮付けにしたかったなぁ〜!
その他、夜な夜なあやしい物音を立ててそこらへんを這いずり回っていた、、巨大やどかり君。南のやどかりらしく色もカラフル、、、ちなみに大きさは10cmくらい

おしまい