「今、上海に来ています。」(2)

●ビールはチンタオ?、、いえいえ朝日ダヨ!
 コンビニでビールを買ったら、一番安いのが60円くらいでぬあんと日本の朝日ビール(現地バージョン)でした。そういえば朝日やサントリーが進出したというのはニュースで聞いていましたがすごいです。それも、ひっぱって取ってしまうタイプの古いプルトップタイプでなんか懐かしかったです。

●街が変わる、人も変わる、、、浮浪者が増えましたねぇ、、これは資本主義化がすすんでいる証拠ですね。そして、女性が昔はパンツ姿ばっかりだったのにスカートをはいている人が増えたのにも驚きです、しかもミニスカートです。もう上海の銀座通りにあたる淮海中路を歩いている女性や男性は、東京の街を歩いている若者とほとんど見分けが付かないと思います。これは中国は今、消費経済に移行しているので、人々が生きるために必要な物を買う経済から人生をより楽しむ経済(消費経済)になってきているわけです。化粧をしている女性も多くなりました、、、が、ちょっとまだ下手な人が多いかなっ・・て感じ。

 TVを着けたら、いきなり浜崎あゆみが出てきてパナソニックのデジカメのCM(日本と同じ)がかかりました。「今度は12倍、、」って日本語で普通に言うんですから、、、もう彼女も中国では有名人ですね。
 いったい誰をターゲットにしたCMなのか分かりませんが、平均月給が2〜3万円の上海で数万円のデジカメのTVCMをして成り立つんですから、買えるレベルの人も増えているんでしょう。たいていアジアは、所得が二極化されていて、すごく収入の高いグループと低いグループが存在します。平均すると低くなるだけなんです。日本人は総中流意識が働いていますからみんな同じくらいの所得、生活レベルを常に意識していますが、そのうち二極化に向かうでしょう。いわゆる「勝ち組」「負け組」という言葉ができたのもそうなっていく現象の現れでしょうね。

 これから中国では自家用車フィーバーがやってくるので、空港から市街地までの高速沿いには自動車ディーラーでいっぱいでした。遅れたらおしまいなのでみごとに各社が来ています。そういえば、軽四が増えました。5年前には小豆色のフォルクスワー
ゲンサンタナしかなかったんですが、もういろんな色のいろんな車が走ってます。5年前はホテルで出会う外国人はほとんどがドイツ人でした。リニアモーターカーも日本がぐずぐずしてる間にドイツに取られてしまいました。新幹線はぜひ日本に取ってもらいたいですね。

街には、昔はハードロックカフェしかなかったのですが、、、小室哲也プロデュースのクラブもできていてかなりな人気スポットになっています。小室はここでは英雄か、、、?!
もしろんスターバックスもあります。とにかく街にカフェが増えましたねぇ、、。コーヒーはまだまだ浸透していないのですが、これから大ブームがやってくると聞いています。値段は日本と変わらないのですが、店内は人で一杯で入れませんでした。ここでもスタバのコーヒーは1杯が500円だから、月収2〜3万円の人にはさぞ勇気がいることでしょう。

●クラクション、、、市街地では車はクラクションを無意味に鳴らします。なんか知らないがとにかく鳴らします。一日中クラクションが鳴ってない時がないのです。クラクションをずっと鳴らしながら走る車もあります。市街池は人と車が多すぎで、車を運転しているやつに極端にドンくさいやつとせっかちなやつが多く、また人は横断歩道や信号を無視して渡るのでそうなってしまうのでしょう。最初はこのクラクションに慣れるのに時間がかかります。運転は上海雑技団のような神業をやる人も多く、交差点で信号待ちをしている時、車の先端から側面、そして後方とずっと微妙に触れながらジワっ〜と走り去っていく車がありました。なんと浦東地区という新しい場所には信号がないところがあります。どういう意味があるのか分かりませんが、とにかく交通は危ねぇ危ねぇ、、この国で外国人がレンタカーを借りて自由に走れる日がくることはないでしょう、、、
(現在もレンタカーというシステムはありません。)

●すさまじき競争社会、、、上海で地下鉄に乗ったらすぐに気づくと思います。それは人々の異常なほどの着席へのこだわりです。
通常、下車と乗車は下車が優先されるのは当たり前でしょうが、中国ではここは対等なんです。ですから電車のドアが開くとかならずぶつかり合いになります。降りるやつも乗るやつも全員がダッシュするんです。日本では絶対に見られない光景です。そこで一番近い距離の椅子が狙われるのですが、すばいしこくて要領のいやつは、入り口からたった二歩で着席を完了してしまいます。それ以上の距離になるとやはり最初に先頭に並んでいて、ダッシュすることが一番重要なポイントとなります。基本的に手は使わず肩と足さばきで他人をけん制しながらJリーガーのように先に進み、すごいのは座りたい場所に来てターンをして座るのではなく、ターンしながら「ケツ」から滑り込ませるようにして座るのです。まるで椅子取りゲームです。私は間違いなく座れると思った椅子にこの「先ケツ」で取られてしまいました。座ろうと思ったらもうそこにはひざですからこれには参りました。とにかく座れなかったら死ぬのではないか、、、と思うくらい壮絶なバトルが毎回繰り広げられているわけです。椅子を取った取られたですごい喧嘩になるシーンも見てしまいましたから、この競争システムはすごいものがあります。

●パチもん天国、、、これから中国で問題になるのは、コピー問題、、いわゆる著作権問題でしょう。街には至る所でDVDやVCD映画のコピーを売っている所があります。最近は中国のWTO加盟に伴い取り締まりが厳しくなったと聞いていますが、それでも地下経済では今なお多く流通しているようです。ただ、DVDデッキがまだ普及していないのでコピーDVDが多く出回ることはないでしょうが、日本に持って売りたい人は多いでしょうね。そういえば東京の上野や秋葉原で一斉に取り締まりがあり検挙されましたね。
もちろん、服やブランド品のコピーも多く見つけました。これをなくさないと真の先進国とは言えませんから、これからの課題ですね。
でも、考えてみればコピーされることにより有名ブランドは宣伝せずに自社ブランドが高級品であることを認知させることができますから、将来もっと消費経済が上昇した時に売り上げがアップするのではないか、、、とも思います。パチもんを持った人は必ずその本物に興味を持つからです。要するにパクられるほど有名、高級ブランドはやはりどう転んでも強いわけですね。

 パチもんついでに、店のコピーも多くあります。マクドナルドは中国人にはコピーされていないのですが、ケンタッキーフライドチキンはしっかりコピーされています。やはり油で揚げる料理は中国人は得意中の得意ですから、これはコピーしやすいでしょうね。もっとも今回見つけたケンフラのパチもんで、カーネルサンダーおやじの髭と眼鏡をとっぱらい微妙に顔の輪郭を変えたキャラがマークになっていた。よく見ると、中国のジジイの顔になっているのがあやしくおかしかったです。

●ここでもやっぱりキムタク、ノリカかい、、、上海の友人に、中国で有名な日本のタレントって誰?って聞いたら、木村拓哉と藤原紀香だそうです、、、。上海でテレビ番組で日本の連続ドラマをやると一発で有名になるそうです。日本のトレンディードラマはもう無理なく上海でも受け入れられますから、日本でウケるドラマは上海でもウケるみたい。竹之内豊も有名でしたよ。

以上、簡単レポートでした。今回はデジカメを持って行ってないので画像はなし!次回6月にまた行きますのでもっと詳しくレポートいたしましょう。

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