「ホワイトカラー新時代4」

ダイエー中内会長兼社長のとある雑誌のおいての対談記事

問:リストラについて
答:中内、、、これからは会社もジョブ(仕事)中心だから、仕事ができる人はできるし、できない人はできない、会社をスリム化してポストを減らす方向へ向かっているから、そりゃ辞めてもらわんといかん人もおるわな、、、。こうなりゃ切開手術しかないな。
日本の企業が、年功序列、終身雇用、企業内組合といった日本的経営をこれから大事に抱えとったら日本は終わるやなろな。考えてみれば、それはすべて「1940年体制」なんだよ。官僚統制で戦争遂行のために生まれた都合の良いシステムや。
要するに、旋盤工長くやっとったらうまくなるだろうと言う前提の下で、できたのが終身雇用制度。しかし、今はボタン一つの時代やわな。別にこの道何十年の熟練工はいらんワケや。
ダイエーも、カンパニー制にしたから契約制になっとる。ワシかて、契約した利益を上げられなんだらカンパニーのプレジデントとして責任取らされる。いやでもスリム化してコストダウンでも何でもせにゃ、しゃあないねん。人情もへったくれもない時代やな。自分の首かかってまんねんから。

問:リストラされた人へ
答:中内、、、そういう人は、今からでも遅くはないからまず英語とパソコンをマスターするよう勉強せにゃならんな。中小企業でもどこでもジョブ中心の新しい契約概念で人を採るようになる。年齢が問題でなく、これからの仕事がつとまるかどうかということが問題であって、契約中心ということは、「何ができますか?」と聞かれて当たり前やね。
そこで「イトーヨーカ堂に20年おりました」では、ワシかて雇いまへんわ。首になった会社の看板ぶら下げてもアカンのですわ。ゴミ拾いといっしょでんがな。
会社はね、社長とコンピューターとパートタイマーがおったら動く。動かすだけやったらね。今までの仕事をやるだけだったらマニュアルとチェックリストがあったらできる。
しかし、新しい事はコンピューターとパートではできへん。

問:これから会社の組織はどうなっていきますか
答:中内、、、仕事を変わるごとに給料が上がる奴がでてくる、、、アメリカみたいにね。そういう能力がなければサラリーマン辞めるべきだと思う。言われたことをやるだけのイエスマンはもう要らんわけや。それはパートタイマーの仕事や。契約中心やから、20代のトップも出てくると思うよ。20代でも、自分を売り込んできて、こういう事業をやらせてくれたらこういうメリットがある、、、と言えば、一定の期間金を出す。そして失敗すれば責任を取らせ、成功すればマネジメントをまかす。そういう基準で組織ができていくやろな。
また、無理に日本におる必要もないんや。ボーダーレス(国境なし)の時代なんや。インターネットもあるし、人も金も動く、日本以外のアジアで勝負したらいいんや。飛行機で6,7時間でいけるんやし。組織に入らな仕事できんと思い込んどること自体もう古いんとちゃうやろか、、、。

安田健二、、、、以上の内容は同感です、、、。サラリーマンって実は和製英語なんだよね。友人のとある子供(幼稚園)に将来何になりたいの?って聞いたら「うーんとねー」って考えていたので、お父さんのようなサラリーマンになればいいじゃん、、、って言ったら、「それは絶対イヤだよ。」って間髪入れずに言ったのを思い出した。きっとその子のおとうさんは、帰りがいつも遅くて、疲れた疲れたと言って、毎日グチをこぼしているんだううか、、、子供に知らず知らず影響を与えているんだろうな。

そして、長い間考えた後
その子:「僕パイロットがいいや」、
安田健二:「どうして?」
その子:「だって自分で運転できるもん」、「いろんなところへ行きたいよ」
安田健二:「パイロットもサラリーマンなんだよ」
その子:「じゃ、やめとく」
安田健二:「、、、」

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