「仕事」

 日本では、一言に「仕事」というすべて同じ一言で表現されているが、英語圏の国では微妙なニュアンスの違いによる区別があります。

Work・・・・・・・・・・・仕事全般
Job・・・・・・・・・・・・賃仕事
Business・・・・・・・営利目的の仕事
Calling・・・・・・・・・・天職
Labor・・・・・・・・・・・肉体労働
Profession・・・・・・専門職
Task・・・・・・・・・・・・骨の折れる仕事、請負仕事
Employment・・・・雇われ仕事
Trade・・・・・・・・・・・手を使う熟練を要する仕事

 見方、立場によって表現が微妙に分かれるというところが面白いですね。
 たとえば、はじめて会った人との会話で必ずあなたの仕事はなんですか、、、とやたら聞いてきます。ここでたいていの日本人はどこそこの会社で勤めている、、、というのが一般的な答えかたですが、北米では、何をしているのかを聞いてきます、ですから、仮にIBMに勤めているんだ、、、と言っても、IBMの倉庫の管理をしていてもIBMの社員に違いありませんから、たとえば、IBMで倉庫管理のディレクターをしている、、などと答えるわけです。

 たいてい、アメリカ人に職業と尋ねると、聞いてないことまですべて答えてくれます。自分のポジションをはっきり答える(自分自身の売りこみ)ように日ごろから習慣がついているのが良く分かり
ます。職種は同じで、より良い条件の会社に変わることが多いから、、、。
 新聞で「私は社長です。今まで数々の会社を作って成功させました。私を雇ってください。」この広告にはぶっ飛びました。これは、投資家(Investor)というポジションの人々への売りこみ広告です。

 日本人は、すべての人が雇われているイメージがあるので、どこに勤めているかが重要なポイントと見る傾向があります。だから何をするか、、、という重要な項目を無視して、どこに勤めるか、、、ということばかり考えています。また、自分が何をしているのかよく分かってない人もたくさんいます。出向であちこち行かされる人など、、、。日本の大学生の就職活動などは典型的で、メジャーな会社なら何でもいいという人達ばかりです。

 だから、大学を途中でドロップアウトした人なんかは、もういい会社に就職するは出来ないので、頭がクリアになってなんでもやったろう〜という気になるのでしょう。自由業の人の経歴を見るとなぜか中退が多い、、、。

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