物乞い、、、(Beggar)
日本も戦中戦後にはいたであろう「乞食」であるが、最近ではすっかりこの言葉も使われなくなった。最近の子供に乞食と言って果たして理解できるのだろうか、、、。私が子供の頃には、よく母親が乞食という言葉を使っていた。
しかし、日本国外に行くと必ず「乞食」がいる。
北米では、街のブロック(区画)単位で、、、大抵コーナー(曲がり角)に必ずいる。
無視して歩けばどうってことないのだが、毎日会ってるといろいろな違いに気がつく。
まず、街で音楽をやっている人々、、、、これは基本的に物乞いではない、、、レッキとしたミュージシャンなのである。先日ギター1本で何年も世界を回っているおっさんと立ち話ししたが、荷物にビジネスクラスのタグが付いていたのを私は見逃さなかった。彼は成功者なのである。
彼らは大道芸人と呼ばれるパフォーマー、、、彼らの収入は意外にも多いので驚く。パントマイマーもこの仲間にはいる。基本的にパフォーマーは夢を持っている。
この時期になるともっとすごいのが出てくる、、、キーボードとアンプを持って毎日一人ライブしている奴。クリスマスミュージックをガンガン演奏している。自前のCDを売ってたりするからスゴイもんです。電源を店から引いているから、事前にちゃんと交渉しているのかと思うとなんだかおかしい。
乞食の中でもレギュラーなスタイルが、単に帽子をさかさまにして、地べたに座ってじっとしている人。お金をもらおうというパワーがあまりない。
ちょっと変わったタイプで、午前中何かの仕事をして午後から乞食になる人、、、安全靴にペンキだらけの格好で同じように帽子や、空コップを置いて座っている。
エイズ感染者に人、、、これはもう気の毒としか言いようがない、、、これらの人は、必ず自分がエイズであることを示した看板か何かを必ず持っている。乞食になるしか仕方ない人達だから、人々もお金や食べ物をあげている。
お金を乞うパワーをもった乞食、、、レベルの低いのが、大道芸人のまねをして、へたくそでも歌とか歌ってるおっさん、、、努力のワリに彼の成功率はすこぶる低い、、、。しかし、何もしないよりマシだという意識は認める、、、。
頭のいい乞食は、T型の車の窓拭きとペットボトルを持って、赤信号で止まってる時にいきなりやってきて、車のフロントガラスにいきなり水をかけ掃除する、、、お金はあげてもあげなくてもいいのだが、何かをしてもらった後だけに仕方なく手持ちのコインとかあげたほうがいいのではないか、、、と思わしてしまうから、彼の方が一枚上手。
信号が青に変わると車はすぐ出るから、赤信号になった直後を狙わないといけないとか、一気に2,3台できないとか、いろいろ制約は多いが、それなりにタイミングとか考えて突進してくるから、常にスタンバイしているんだろう、、、。
そこまで、やるなら働けばいいのに、、、と思ってしまうが、、、残念ながら日本のように仕事に満たされた国は少なく、大学生が就職先がないとか言っても、実際それなりの就職先はいくらでもあって、今までのようにバカな大学生が一流企業に入ることのできる状態が正常に戻っただけの話しである。
数年後には、金持ちと貧乏人の2極化が進んで、日本でも乞食が増えるだろう、、、そうなるなら、金持ちに入らなきゃ、、、。