「仕事ができる人 できない人」に見る「デジタル・センス」
書名:仕事ができる人 できない人
著者:堀場雅夫
出版者:三笠書房
価格:495円(税別)
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以上の本より、どんな人が仕事ができるのか、、、抜粋
意外な答えが出ている。みなさんのビジネスにお役立てを!
● こんな性格の人編
【できる人】
◎ なにごとにも決断が早い人
→ 正確かつ迅速に決断するためには、仕事の状況を常にシミュレーション
する習慣を身につけることである。商談に臨んで即答できる人は、
先方が出してくると思われる条件を事前に検討している。
◎ 可能性が低いがやる必要があると思っているものに挑戦する人
→ どんな業界でも、全体の中でポッカリ穴があいている部分がある。
ニーズがないからあいているのか、テクノロジーがないのか、
その理由はいろいろあるだろうが、そのような穴はできるだけ
はやく埋めておいたほうがよい。
◎ 独断で仕事を進める人
→ 仕事ができる人は、権限の有無にこだわらず、自分の信念に従って
堂々と越権行為をする。
◎ 10のことを12くらいに言う人
→ これからの時代は、10のことを二割増しの12でアピールできる
人間が伸びていく。特にグローバルに見ると、能ある鷹は爪を誇る。
◎ 花形部署にいないと満足しない人
→ わがままな社員は必ず出世する。なぜなら、自分のわがままを通す
には、それに見合うだけの力量が要求されるからである。
脚光を浴びる花形部署にいつづけるためには、当然ながら人の二倍、
三倍も努力する必要があり、このような社員は伸びる要素を持っている。
◎ 結論を出すのが早い人
→ ビジネスの要諦は「見切り」にある。
◎ 小さなミスにもすぐビクビクする人
→ 小さなミスはすべて、それが大きな失敗に直結しているものである。
だから、小さいミスにビクビクする人は危険を察知するセンサーが
鋭い。ミスしたときは、大小にかかわらず、原因を徹底的に解決
しておく必要がある。
【できない人】
× 自分の性格を変えようとする人
→ 人間の性格、特に欠点は簡単に変えられるものではない。
そのかわり、長所を伸ばすように努力するようにしたほうがよい。
× 新しいものばかり追いかけている人
→ なにか新しいものはないかと眼をキョロキョロさせるのではなく、
自分の幸福を追い求めた結果が新しいものであるべきである。
× ちょっとの成功では満足できない人
→ どんな小さな成功でも、とにかく勝つことがなによりの薬である。
× 自分の仕事と他人の仕事をハッキリ区別する人
→ 自分の仕事と他人の仕事の区別にこだわるのは、「木を見て森
を見ない人」で、いくら自分の仕事が順調でも、会社全体としての
仕事がうまくいかないのでは元も子もないことが理解できていない。
× なにかあると、すぐ会議を開きたがる人
→ 会議を開きたがる理由は、結局は、社員同士が責任を共有するため、
「みんなで決めたじゃないか」と言い逃れるためである。
× 好きな仕事ばかりやりたがる人
→ 「本人が好きな仕事」と「本人に合った仕事」が一致するとは
限らない。好きな仕事ばかりやる人は、結局、自分の潜在的な
能力を見つけられず、いい仕事をすることができない。
× なんでも自分でやらなければ気がすまない人
→ 完全主義者に仕事のできる上司なし。
● この能力がある人編
【できる人】
◎ 分け隔てなく人と接する人
→ 誰とでも分け隔てなく接することができる人は、ビジネス界で
いろいろなタイプの人と共生しているわけで、より多くの情報
を得ることができる。
◎ 一つのことにすぐ熱中する人
→ 熱中できる人間は、天職に巡り合ったときにすばらしい力を発揮する。
◎ 念には念を入れて計画を練る人
→ どんなに無謀に見える冒険も、その成功には万全の備えがあるもの。
冒険して成功するには「小心者」でなければならない。
◎ 時間の使い方のうまい人
→ 時間の使いかたのうまい人は、忙しいがゆえに時間のやりくりがうまく、
きちんと責任を果たしてくれ、かつ情報がその人に集まってくる。
特に決裁する際は、その場で決裁することである。そうしないと、
考えれば考える程迷いが生じ、結局、結論がでなかったりする。
◎ 女子社員に好かれる人
→ 異性に好かれるのは、仕事ができる人の絶対条件である。
「仕事が有能であること」+「自分に厳しく他人に寛容である人格」
により女子社員から好かれる。
【できない人】
× 期待されているレベルの仕事をしようとしない人
→ 仕事には絶対評価はなく、上司の心(期待度)という曖昧評価で
有能か無能かが決められていくのである。自分の上司が何を期待
しているかを読んで、それに沿った仕事をすることである。
× 世の中のトレンドに非常に敏感の人
→ トレンドに敏感であればいいというものではなく、情報過多時代
には、トレンドの分野と質を取捨選択できることが重要である。
× アイデアが次から次へと沸いてくる人
→ アイデアがひらめくことと、それを実現することとは別問題。
アイデアが次から次へと沸いてくるのだが、なかなか陽の目を
見ない、という人は、アイデアの中に実現までのプロセスが欠落
している場合が多い。
× 部下を叱らない人
→ 上司の仕事は、まず部下を叱ることである。部下を叱るときは、
「叱る基準」を明確にし、日ごろの言動でそれを部下に示しておく
必要がある。
× わからないことはなんでも質問する人
→ わからないことがあったら質問する人の心理として、責任回避
がある。指示に従って行動すれば、失敗しても上司の責任にできる
というわけである。こんな人にいい仕事はできない。
● この努力をする人編
【できる人】
◎ 目上の人とつきあうようにしている人
→ 一流になりたかったら、一流の人間とつきあうこと。
会社員の場合、社外で探すのは大変なので、社内で一流を探す。
そして、ごますりなどではなく、人生について何かを学ぶという
真摯な姿勢で付き合う。
◎ 高望みをしている人
→ 「現実」が「志」を超えてはならない。
志を低くすれば誰だって現実にできる。だから志の高く持って
それを目指す社員はいい仕事をする。
◎ 最悪の状況になることを考えている人
→ 仕事とは、良くも悪くも予想を裏切って、刻一刻と変化していく
生き物である。そんな中でリスクマネージメントができているか
どうかがキーとなる。特にマニュアル人間には突発事態に弱い。
◎ 上司の心の裏まで読もうとする人
→ 上司が自分でも気づいていない潜在的な欲求を見抜いて、欲しい
ものはこれですか、と目の前に出してみせることができる「打つ
前に響く部下」は仕事ができる。
【できない人】
× 縁の下の力持ちに徹する人
→ 縁の下にいる社員は、結局、縁の下にいるままで終わる。
出る杭や出過ぎた杭になる必要がある。
× 人脈作りに腐心する人
→ 人脈は腐心してつくるものではなく、相手が寄ってきてできる
ものである。お互いメリットがあると思うから「脈」として
つながる。
× 昼食を簡単に済ませて仕事に戻ることが良いと思う人
→ 仕事がはかどっているときに、昼メシの時間だからという理由
だけで仕事を中断し、再開するときに大変なエネルギーを
消耗する。どのタイミングで昼食をとれば、仕事を能率良く
こなし、成果を上げることができるかの点から判断すべきである。
× 情報収集に熱心な人
→ タダで情報をもらおうとする人は「情報泥棒」である。
まず、情報収集に熱心になる前に、まず熱心な情報提供者になる
ことである。そうすれば、相応の情報交換が始まっていく。
● こんな態度をとる人編
【できる人】
◎ ズケズケものを言う人
→ 仕事のできる人は、何事にも臆することなく、堂々と意見を述べる。
◎ 人をよくほめる人
→ 他人をほめることのできない人は、なにかしらコンプレックスを
もっていることが多い。人のいいところを素直に認め、それを吸収
しようとする貪欲さがある人は仕事ができる。
◎ スタンドプレーを好む人
→ なにかあると牽引車となる社員は、大なり小なりスタンドプレーが
できる。ただし、まわりから共感を得られるようなものでなければ
ならない。
◎ ムードメーカーを自認して、明るく振る舞う人
→ ムードメーカーは会社にとって非常に大切な存在である。
その人がいるだけで組織の志気が高まるため、会社にとってとても
有用な人材である。ムードメーカーは「気がきく人間」でありさえ
すればよい。
◎ いつもオシャレに気を配っている人
→ 会う相手、目的に応じて服装を変える。服装によって、自分がどんな
印象の人間に見えるか、そういうことをちゃんと計算して、気を配る
こでができる人はいい仕事をする。
【できない人】
× いつもへりくだっている人
→ 各社が生存を掛けて激しい競争をしているときに、へりくだるような
社員は、伸びるどころか社賊ですらある。ビジネスではいい人は
無能の代名詞である。
× 自分が立案した仕事だけに情熱を傾ける人
→ 経営者の立場からみると、好きな仕事だけに情熱を燃やされたのでは
困る。仕事のできる人は、人が立案した仕事でも「おもしろがる」
ことができる。
× トラブルがあると、自分で解決しようとする人
→ 一見、責任感が強そうであるが、実はどうすれば自分がダメージを受け
なくて済むかを案じつつ、上司に報告する機会をうかがっている。
結局、「どう解決するか」ではなく、「どう言い訳するか」を考えている。
× 不平不満をいってストレスを解消する人
→ グチが多い人間は例外なく仕事ができない。評価されていないことへの
不満が表れているだけである。
● この考えをする人編
【できる人】
◎ 自分だけ伸びればいいと考えている人
→ つまらない仲間意識に引っ張られるのではなく「出る杭」を目指す人
だけが、会社では伸びていく。
◎ 牛後よりも鶏口を目指す人
→ どんなジャンル、分野でもいいから、自分がそこで一番になること
を目指す。そして、一本立ちできるメドがついたら、独立するか、
会社にとどまるかを判断すれば、どちらにしても立派な
「一国一城の主」である。
◎ 自分の人生観をすぐ仕事に持ち込む人
→ 自分の仕事がいきがいである以上、そこに自分の人生観がなかったら
その仕事があり得るはずがない。
◎ 本音と建前を使い分ける人
→ 本音と建前をうまく使いわけているからこそ、家庭生活も社会生活
も円滑にいく。これが使い分けられないような人は仕事はできない。
【できない人】
× 残業を当然のことと思っている人
→ 残業することを当然のことのように思って、いつまでもダラダラ
と仕事をしているような人は論外であるが、だいたい、仕事は、
時間をかけたからといって質と量が向上するといったものではない。
× 自分の給料と人の給料をいつも比べている人
→ こういった人は、自分の給料がライバルより高いことが大事なので
あって、給与が自分の能力に比べて高いか低いかまでは考えない。
経営者の視点で自分の評価をしてみることや、アメリカで再就職
した場合、給与はどれくらいもらえるかということを考える必要
がある。
× 仕事は結果がすべてと考えている人
→ 偶然に成功することはあっても、偶然、失敗することはまずない。
結果のみがすべてと割り切って、失敗の過程を省みない人は、同じ
失敗を繰り返す。
× 運・不運でものごとを考える人
→ 成果は努力に比例しない。運は努力の先にあって、それを手にすること
ができるのは、努力した人間だけである。ものごとを運不運で考える
クセのある人は、努力を回避する傾向が強い。
× 出世主義をバカにする人
→ 出世の本質は「自己実現」の手段である。平社員より重役のほうが
自分の意志を社内で通しやすい。
× 社内のつきあいをなにより優先する人
→ 職場は友人を作る場所ではなく、仕事をする場所である。
社内のつきあいが仕事や社内の人間関係に役立つのではないか、と
考えていたら、根本的に間違っている。そんな時間があるなら本でも
読めと言いたい。
これらを総合的に見ると、これからの「仕事のできる人」とは、自分の信念に従い、出る杭になれる人を指す。
是非、御自身の信念に沿って、21世紀に活躍する「仕事のできる人」になっていただきたい。